お子さんの治療方法|東久留米イオンそばの歯医者・小児歯科は、ひばりが丘団地そばのみんなの歯科クリニック

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小児歯科

お子さんの歯が生えたらフッ素を塗りましょう

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お子さんの歯が生えたら、すぐに「フッ素」を塗ることをお薦めします。
よく、むし歯予防のためにフッ素塗布をすることが良いと宣伝されていますが、フッ素を塗布することの意味を正しく理解している人はそんなに多くはありません。フッ素を塗布することの意味は大きく分けて3種類あり、「歯の再石灰化を促進する」「再石灰化に際して歯を強くする」「むし歯菌の活動を抑える」といった効果があります。
簡単に言えば、むし歯の原因を抑えて、むし歯の被害を最小限に抑えることができるという意味があります。
よく「フッ素によって歯をコーティングすることでむし歯を予防する」と勘違いしている人がいますが、そうした効果はありません。
フッ素がむし歯予防に大きな効果が有ることには変わりありませんので、お子さんの歯が生えたらすぐにフッ素塗布をすることでむし歯予防を行いましょう。
当院では、お子さんの好みに合わせて5種類の味からフッ素を選んでいただくことができますし、無料でご利用していただくことができます。

むし歯になる原因

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むし歯になる最大の原因は「歯磨きの不備」です。
むし歯の原因となるのは、口の中に住んでいるむし歯菌であり、食べ物の糖分から酸を作り出すことで歯を溶かしています。

特に、お子さんの大好きな「あまーい食べ物」には糖分が多く含まれており、なおかつお子さんの歯はエナメル質が弱いため、むし歯になりやすくなっています。
むし歯菌の酸の産出は歯磨きで予防することができるのですが、ご自宅できちんと歯磨きをできている人はそんなに多くないのです。
どうしても磨き残しがあったりするので、そこからむし歯になってしまいます。

乳歯は生え変わるから大丈夫?

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さて、お子さんの歯については、大人のそれと異なって「乳歯」という特徴があります。
乳歯は自然に抜け落ちて、最終的に永久歯が生えそろうことになります。
ということは、乳歯にむし歯の兆候が見られても、放置していても良いのでは?と思われる方もいらっしゃいますが、それは大きな間違いです。

乳歯のむし歯を放置していると、生え変わる永久歯にも悪影響となるのです。
乳歯であっても、むし歯を発見したらすぐに治療を開始する必要があるのです。

お子さんのむし歯を防ぐポイント

歯が生えたら歯医者へ
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まず、お子さんの歯が生えたら歯医者にご来院していただくことが重要であるといえます。
前述のとおり、乳歯の時点から歯の健康を気にかける必要があります。
そのため、お子さんの歯が生えたら歯医者にご来院いただき、むし歯の兆候がないか確認し、ブラッシングの指導を受けていただくことが必要になるのです。

母子感染に気をつける

次に、母子感染の防止についてです。
むし歯の原因は「むし歯菌」にありますが、これも細菌の一種、どこからか感染するはずだということはご理解いただけるかと思います。
お子さんのむし歯菌の感染源、それは多くの場合そのお子さんのお母さんから感染します。主な感染経路としては、「食器の共用」にあり、スプーンなどを一緒に使うことでお母さんの口の中のむし歯菌がお子さんに感染します。
その他にも。タオル等のようにお子さんの口に接触するものを共用することで、親のむし歯菌が感染します、お子さんにはお子さん専用の食器やタオルなどを使用するようにしましょう。

おやつ・食事の時間を決める

次に、お子さんのおやつや食事の時間をきちんと決めておくことも重要です。
食べる時間をきちんと決めておくことで、むし歯菌の必要とする糖分の摂取時間を制限することができ、すぐに歯磨きを行うことでむし歯菌の酸の産出を抑えることができます。

糖分を控える

これも同様に、むし歯菌の酸の産出に必要となる「糖分」を抑えた食事を心がけることで、むし歯菌が存在しても酸の産出量を抑えることができます。
特に、糖分が多めになる「おやつ」に関しては、意識して糖分控えめなものを選ぶようにしましょう。

食後にブラッシングをする
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むし歯予防に関して最も重要になるのは、やはり「食後のブラッシング(歯磨き)」です。

お子さんの歯磨きの場合、親御さんが代わりに歯磨きをしてあげる事が多いのですが、重要なのは「どのタイミングでお子さんに自分自身で歯磨きをさせるか」、言い換えれば「歯磨きの親離れのタイミング」です。

家庭によっては、幼稚園や小学校に上がったタイミングで、お子さん自身に歯磨きをさせることもあるのですが、あくまでもお子さんが自分で歯磨きのスキルを十分に習得していることが重要です。
お子さんが自分で歯磨きができないのに「自分で歯磨きしなさい」と言っても、十分な歯磨きはできず、むし歯になってしまいます。

小児矯正

小児矯正の重要性

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歯科治療の中に、歯並びを整える治療である「矯正歯科」というものがあります。
最近では大人になってからも矯正治療を進めることができるようになったのですが、お子さんの矯正治療、つまり「小児歯科」を利用することは極めて重要であると言えます。

大人になってからの矯正治療となると、どうしても多くの場合で「抜歯」、つまり治療の一環として歯を抜く治療が必要になるケースが多いのです。

そうしなければ矯正を完了させることができないので仕方がないといえばそうなのですが、抜いた歯は二度と元通りにはなりません。
抜いたあとの少なくなった歯で一生を過ごさなければならなくなってしまいます。 小児矯正の場合には、歯を抜かずに矯正治療を完了させることができるケースが多いです。
いつまでも自分の歯を残そうと思ったら、子どもの頃に矯正治療を完了させることが重要なのです。

歯並びが悪いことは、将来的に大きなデメリットとなることが多く、歯並びを整えることはお子さんに対する大きなプレゼントとなるのです。

歯並びが悪いことのデメリット

1はっきりとした発音が出来ない
『さ行』・『た行』の発音がしにくい事があります
⇒『さ行』・『た行』だけでなく、英語の発音などにも綺麗に発音する事ができる。
2笑顔に自信が持てない
小さい頃は気にしなくても、大きくなった時に笑う事に自信がなくなってしまう。
⇒大きなお口で笑って、周りからの視線も気にならなくなります。
3むし歯・歯周病のリスクがグン↑っと上がります。
歯並びが悪いと当然、歯磨きがとっても難しくなります。
しっかり歯磨きしたつもりでも磨き残しがたくさん!!
⇒歯磨きがしやすく、むし歯になりにくい健康な歯を保つ事ができます。将来的には歯周病というリスクも軽減出来ます。
4しっかり噛めない事で胃や腸に負担がかかり消化不良が起きやすい。
⇒おじいちゃん・おばあちゃんになっても大好きなご飯を食べられます。
5肩こり・腰痛になりやすくなります噛み合わせが悪い事で噛む力が一箇所に集まり、変に力が入ってしまう事も。そうすると体の色々な所も痛くなってくることがあります。
⇒全身の健康やバランスも良くなり、肩こりや腰痛も起きにくくなります。
6顎関節痛が起こりやすい。噛み合わせが悪いことにより顎に余分な負担がかかります。
⇒顎関節が安定する事で奥歯でしっかり踏ん張る事が出来ます。スポーツ選手もしっかりと奥歯で踏ん張っている方が多いですよ!しっかり踏ん張ってパワーをUP!!

小児矯正の治療のタイミング

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お子さんの矯正治療を行うタイミングについてですが、これは一概には言えないというのが正しい認識であると言えます。

まず、小児矯正については、顎の骨のバランスおよび大きさを整える治療(骨格矯正)と、歯の位置などを整える治療(歯列矯正)に分かれます。

それぞれの開始タイミングについてですが、骨格治療は3歳~12歳ごろに、歯列矯正は10歳~20歳ごろが適正であるといえます。
約10年と、かなり年齢の幅が大きいのですが、これは個人の歯や顎骨の状態と成長の段階に依存するため、どうしても年齢の幅を狭めることができないのです。

そうなると、お子さんの矯正治療の開始時
期について詳しい時期を特定することができないようにも思えてしまいます。 そのため、一番良い方法は、早めに歯科医院にご来院いただくことです。

小児矯正の治療のタイミングご来院いただいた時点ではまだ矯正治療を開始するのには適していない時期である可能性も高いのですが、その場合でもおおよその治療開始時期を推定することができます。治療は早い段階であればあるほどに簡単な治療法、多くの治療法から選択することができますが、遅くなると治療法が限られてしまうことも多いです。

お子さんごとの矯正開始時期についてはこの場では断定することはできませんので、歯が生えた段階でむし歯の確認の為にもご来院いただき、矯正治療の必要性の確認および治療の開始時期について検査を受けられることをお薦めします。