お子さまの歯ブラシ選び講座
2016年3月30日 カテゴリ:未分類
歯ブラシは、磨ければ何でもいいと思っていませんか?
特に成長期でお口の状態が変わっていく子どもは、汚れを取るだけでなく、“歯磨きの自立”ということも考慮する必要があります。
以下は年齢による歯ブラシ選びのポイントを解説しています。
ぜひ参考にしてみて下さい。
★年齢に応じた歯ブラシ選びのポイント
◇0~1歳:歯ブラシの感覚になれる
乳歯が生えかかっている赤ちゃんのお口の中はとても敏感です。
いきなり歯ブラシを使うと、歯磨きが嫌いになってしまう恐れがあるので、まずは口触りが良く、ストッパーや柄のついた安全なものを選びましょう。
◇1~2歳:歯磨きの習慣作り
自我が目覚め、何でも自分でやりたい時期です。
歯磨き時にはたくさん褒めるなど、かかわり方を工夫しましょう。
歯ブラシは、歯肉を傷つけにくい柔らかさのもの。子どもが興味のある色やキャラクターを選ぶといいでしょう。
◇3歳~:歯ブラシ習慣の確立~歯ブラシを使い慣れる
手指機能が発達し、様々なことが理解できる年齢です。歯磨き習慣を確立し、歯ブラシを使い慣れる時期です。歯ブラシはこれまでと同様、キャラクターなど子どもが興味のあるものを選び、柄が太く握りやすい物。毛先が小さすぎず平坦な物で歯に当てやすい物、歯肉を傷つけない柔らかな物を選びましょう。
◇5歳~:歯磨きの自立開始
歯磨きの習慣が確立し、歯ブラシ使いも慣れてくれば、今度は「きれいに磨く」というステップです。歯ブラシは手指機能、口腔内状況に合わせ、それぞれ個人に合ったサイズ、硬さのものを選びましょう。仕上げ磨きは、自立状態に合わせ、徐々に減少して下さい。
★定期的なチェックを受けましょう★
お子さまの成長に合わせて、適切な歯ブラシを選ぶ必要があります。また、むし歯だけでなく、歯のデコボコや出っ歯の恐れはないか、永久歯への生え変わりなども含めて、当院で定期的なチェックを受けましょう。