ひばりヶ丘のみんなの歯科クリニックです。

デンタルケアの必要性はわかっていても、実際にお子さんに何をどのくらいさせたら良いかでお悩みの方も多いのではないでしょうか。

今回は、お子さんにやってもらいたいケアについてお話いたします。
 
 

目に見える食べカスはもちろん、歯垢も取り除くことができるデンタルフロス。

糸を適度な長さに切って、歯と歯の間に行ったり来たりと通すことで、歯ブラシだけでは磨き残しの多い歯間の汚れを効率よく取り除くことができます。

また、糸を通しながら、歯と歯ぐきの状態もチェックしてみてください。

就学前検診でのむし歯の多くが、奥歯の歯間部のむし歯です。

この部分のむし歯予防には、デンタルフロスでのケアが一番有効です。
 
 

起床時と毎食後のブラッシングが習慣になると、将来のお口トラブルのリスクは格段に現象します。

その際、自分の歯に合った適切な歯磨きができるよう、当院でのブラッシング指導もおすすめします。

子どものころの習慣は、大人になっても続けやすいものです。
 
 

最近は、柔らかい食事を好み、噛む回数が少ないお子さんが増えています。

あまり噛まずに食べ物を飲み込んでしまうと、顎やお口の筋肉が発達せず、むし歯の予防に必要なだ液も出てきません。

歯ごたえの良いものも食べさせ、しっかりと噛んで食べる習慣をつけましょう。

また、お口がずっと酸性の状態にならないよう、決まった時間に食べるというルールを決めましょう。

おやつを禁止する必要はありませんが、ダラダラと食べ続けることは避けてください。
 
 

このようなケアを、毎日100％行うことはむずかしいと思いますが、必要なことを知っているのと知らないのでは大きく違います。

毎日できる範囲で続けるようにしてみましょう。

また、定期的な歯科検診で、お口の状態をチェックすることや、クリーニング、フッ素塗布などのプロによるケアも行うようにしましょう。