歯ぐきからの出血は歯周病のサイン?歯周病の症状とは
ひばりが丘のみんなの歯科クリニックです。
歯周病は、ある日突然重症化することはなく、徐々に進行する疾患です。
ただし、自覚症状が少ないため、気づかないうちに悪化していることも少なくありません。
そのため、歯周病の症状を把握して、早めに治療を開始しましょう。
そこで今回は、歯周病の症状についてご紹介します。
歯周病の症状
- ・歯ぐきの腫れや出血
- ・歯ぐきがやせてきた
- ・食べ物が挟まりやすい
- ・歯が浮いたような感覚がある
- ・歯ぐきから膿が出る
- ・歯がグラグラしている
- ・口臭が強くなる
このような症状がある場合は、歯周病の可能性があります。
歯周病は、自覚症状が少ないため、いつの間にか進行してしまうことも少なくありません。
そのため、気になる症状があった場合には、早めに受診しましょう。
歯周病の種類
ひとことで歯周病といっても細かく分類していくと、いくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。
特徴や症状によって、ケア方法や治療方法が異なる場合もありますので、その種類や原因を知っておきましょう。
慢性歯周炎
歯肉炎が進行すると、歯を支えている組織のも炎症を及ぼす慢性歯周炎になります。
進行しても自覚症状が少ない特徴があり、歯ぐきの出血や歯のぐらつき、歯ぐきが下がってきたなどのさまざまな症状が出て、ご自身で気づくケースが多いです。
慢性歯周炎はいきなり進行することは少なく、徐々に顎の骨を溶かしてしまいます。
一度減ってしまった顎の骨は自然に元通りにはなりません。
そのため、歯を支える顎の骨が少なくなると、歯の寿命を縮めることにつながりますので、早期の治療が必要です。
妊娠性の歯周炎
妊婦の方は、ホルモンバランスが大きく変化して、細菌が繁殖しやすい環境になります。
また、つわりなどの影響で十分に歯磨きがしにくい場合もありますので、体調に合わせてケアが必要です。
安定期に入ると体調も落ち着いてくることが多いため、セルフケアに合わせて歯科医院でのケアををおすすめします。
思春期の歯肉炎
思春期の歯肉炎は、小学校の高学年から中学校にかけて、歯ぐきが腫れたり、歯ブラシが当たると出血したりします。
女性ホルモンの影響を受けやすく、男の子より女の子に多い傾向があります。
原因として考えられるのが、習い事や部活動などで忙しくなり、生活習慣も変化してセルフケアがおろそかになりがちです。
ただし、そのまま放置すると、侵襲性歯周炎のリスクが増え、早い子では11~13歳程度の低年齢で歯の動揺が進行するケースもあります。
そのため、歯ぐきに気になる症状が出た場合には、早めに受診しましょう。
歯周病の症状を感じたらみんなの歯科クリニックへ
歯周病は初期の段階では気づきにくいため、進行しやすい疾患です、
悪化すると歯がグラグラして抜け落ちてしまう場合もあり、早めに対応することが大切です。歯ぐきの腫れなどの違和感を覚えたら早めに受診しましょう。みんなの歯科クリニックでは歯周病の治療にも力を入れておりますので、歯周病の症状がありましたら、お気軽にお問合せください。