ひばりヶ丘の「みんなの歯科クリニック」です。

歯周病は、お口の中の汚れにひそむ歯周病菌が原因の細菌感染症で、歯ぐきの腫れや出血を引き起こします。

お口の中に悪影響があるだけでなく、全身疾患とも深い関わりを持っていますので早期の治療がおすすめです。

そこで今回は、歯周病と全身疾患の関係性についてご紹介します。
 
 

歯周病と全身疾患の関係性

歯周病は初期の段階では、歯ぐきの腫れや出血といった症状ですが、悪化すると顎の骨も溶かし、歯がグラグラし、やがて抜けてしまうこともある病気です。

さらに、全身疾患とも関わりが深く、お口の中で歯周病菌が増殖して、炎症が強くなると血液を通して、全身に歯周病菌がめぐり悪影響を及ぼします。

全身疾患の治療を受けているのに、症状が改善しない場合には、歯周病が関係している可能性もありますので、歯科検診を受けていない方は一度受診なさってください。
 
 

歯周病と関係がある全身疾患

糖尿病や心疾患など、歯周病と深い関わりがある疾患についてご紹介します。

・糖尿病

糖尿病は、血糖値を一定に保つ「インスリン」が正常に働かないため、血糖値が上がる疾患です。

血糖値が高い状態が続くと、血管に負担がかかり、さまざまな合併症を引き起こします。

歯周病菌は、血管をめぐって糖の代謝を妨げるため、糖尿病の悪化につながります。

歯周病と糖尿病は相互関係があり、歯周病が改善すると、血糖のコントロールがよくなるというデータがありますので、両方治療する必要があります。

・心疾患

歯周病が悪化すると、血管を通じて心臓まで歯周病菌が到達します。

心臓の血管にある歯周病菌の影響でドロドロになり、血栓を作りやすく、心筋梗塞や狭心症などのリスクが高まります。

・早産や低体重児の出産

妊娠中に歯周病を発症していると、早産や低体重児出産の可能性が高くなります。

妊娠中は、ホルモンバランスが大きく変わり、歯周病菌が増殖しやすい口内環境になってしまうのです。

さらに、つわりなどの影響でセルフケアが十分にできないと、歯周病菌が増えて、血管を通じて子宮を収縮してしまい、早産や低体重児出産のリスクが高まります。

つわりがあるうちは治療や検診が難しいため、つわりがおさまったら一度歯科を受診しましょう。

・誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎は、飲み込む力が弱くなった高齢の方に多く、食事の際に誤って気管に食べ物が入ってしまうことで起きる肺炎のことです。

お口の中で歯周病菌が増殖していると、誤嚥した時に歯周病菌が付着した食べ物が気管に入り込んで、肺炎のリスクが高くなります。

当院では訪問歯科診療も行っているため、通院が難しい方の歯周病ケアもご相談ください。
 
 

訪問歯科診療｜ひばりが丘団地・イオン東久留米近くの歯医者・小児歯科｜みんなの歯科クリニック

歯周病の予防はみんなの歯科クリニックへご相談ください

歯周病は自覚症状が少ないため、いつの間にか進行してしまうことも少なくありません。そのため、定期的な検診で歯周病を予防しましょう。

当院では、症状が出る前に「予防」で通院することをおすすめしています。

子どもから大人まで、年齢にあわせたむし歯や歯周病の予防ケアを行いますのでご家族の皆さんでお越しください。

アクセス｜イオンモール東久留米から好アクセス。ひばりが丘団地そば、みんなの歯科クリニック